女性の仕事場における「化粧」の役割

女性の仕事とお化粧については、皆さん喧々諤々必要性についての議論などあるでしょう。
「なぜに女性は仕事上、お化粧が必要なのか?」と就活などの季節にはネットでも雑誌でもその類の話しは出てきます。

また以前は高校を卒業する際、お化粧品のメーカーさんが「美容教室」を開いてお化粧の仕方など教わらなかったでしょうか。

私も就職して半年くらいに言われました。
「派手でなくてもいいが、少しファンデをぬり口紅を付けるぐらいはエチケットとして、して欲しい」と。
女性の顔は何もしなければ顔色は悪く、具合が悪いように見えるそうです。
少しでもお化粧をすることにより、そういった気遣いを周りにさせない努力とあくまでも女性としてのエチケットは守って欲しいということでした。

因みに現代では男性もお化粧をする時代、職業によってはコロンか香水をつけている方もいます。
「お化粧は社会人としてのマナー!」と書いているところもあるから「女性の仕事においてお化粧もマナー」ということです。
さらに少し幅を持たせた言い方であれば、
「相手に不快感を与えるような恰好をしない」ということは社会人としての基本であり重要なマナー。
とすれば当然、ナチュラルメイクが主流。

髪の毛はきちん整えられ着ているものにはしっかりアイロンがかかり、ナチュナル色のストッキングにパンプスが通常の姿ということになります。
これを受け入れがたいという人もいるでしょう。自分のスタイルはファッションと同じで自分の自由。
どういう姿で会社へいこうが化粧をしてもしなくてもいい職場を選んでしまえばそれまでです。

しかし逆に、自分が何かをしてもらいたい相手がそういうスタイルの人だったとしたら、どうでしょう。
信頼できますか?どんなスタイルの人でも一緒に仕事ができますか?仕事の依頼をしても大丈夫と思えますか?
その人のスタイルはその人の個性です。その人の姿形と中身は同じという人も、全く違う印象の人もいます。
その人の服装やお化粧などはあくまで外観にすぎませんが、服装やスタイルはその人をそのまま表現しているもの。
社会における基本的なマナー、人として「相手に不快な思いをさせない」という姿勢は基本だと思うのです。